つくばみらい市
読み:つくばみらい-し
外語:Tsukubamirai City
茨城県
つくばみらい市。茨城県の南部、
つくば市
の南に位置する市。
2006(平成18)年3月27日、筑波郡の1町1村(伊奈町・谷和原村)が合併して誕生した。これに伴い所属自治体のなくなった筑波郡は消滅した。当初の合併計画では水海道市も含まれていたが、離脱している。
目次
概要
基本情報
通信
象徴
沿革
地理
地勢
大字
隣接する自治体
運輸交通
主な道路
自動車専用道路
一般国道
地方道
道の駅
鉄道
飛行場
行政
議会(つくばみらい市議会)
国政選挙
民度、民意
市長
特徴
季節行事
観光
名産品
恥辱市名問題
「つくばみらい市」になった経緯
名前の由来
恥ずかしい?
つくば市長の言葉
概要
基本情報
地域:
関東地方
面積: 79.14km
2
(伊奈町45.54km
2
、谷和原村33.6km
2
)
人口: 44,889人・15,949世帯(2010(平成22)年4月1日現在)
市役所所在地
: 〒300-2341
茨城県
つくばみらい市福田195、代表電話0297-58-2111 (伊奈庁舎・旧伊奈町役場)
地方公共団体コード(市区町村コード): 08235-0
市長: 片庭正雄(2010(平成22)年5月14日就任、1選目)
通信
郵便番号
: 300-23xx〜300-24xx
市外局番
: 0297
象徴
市花: 菜の花
市木:
桜
市鳥: 雲雀(ひばり)
市獣: 指定なし
市蝶: 指定なし
市魚: 指定なし
市貝: 指定なし
市歌: 不明
沿革
2006(平成18)年3月27日: 市制施行、市章制定
2006(平成18)年11月1日: つくばみらい市民憲章、市の花・木・鳥制定
地理
地勢
水系として、市西部に小貝川、鬼怒川がある。
小貝川周辺は低地が広がっており、水田が多く作られ、集落地が点在する。
市西部と市東部は丘陵地で、市街地やゴルフ場が作られている他は山林となっている。
大字
住居表示は実施されていない。
区内の主な大字は次の通り(ほぼ50音順)。
あ行
青木 (あおき)
青古新田 (あおこしんでん)
足高 (あだか)
新戸 (あらと)
板橋 (いたばし)
伊丹 (いたみ)
市野深 (いちのふか)
伊奈東 (いなひがし)
弥柳 (いよやなぎ)
大和田 (おおわだ)
押砂 (おしずな)
小島新田 (おじましんでん))
鬼長 (おにおさ)
小張 (おばり)
か行
神住新田 (かすみしんでん)
加藤 (かとう)
上小目 (かみおめ)
上島 (かみじま)
上長沼 (かみながぬま)
上平柳 (かみひらやなぎ)
川崎 (かわさき)
神生 (かんのう)
北袋 (きたぶくろ)
北山 (きたやま)
絹の台 (きぬのだい)
小絹 (こきぬ)
さ行
坂野新田 (さかのしんでん)
山王新田 (さんのうしんでん)
山谷 (さんや)
下小目 (しもおめ)
下島 (しもじま)
下長沼 (しもながぬま)
下平柳 (しもひらやなぎ)
重右衛門新田 (じゅうえもんしんでん)
十和 (じゅうわ)
城中 (じょうちゅう)
杉下 (すぎした)
善助新田 (ぜんすけしんでん)
た行
高岡 (たかおか)
田村 (たむら)
台 (だい)
樛木 (つきぬき)
筒戸 (つつど)
寺畑 (てらはた)
戸崎 (とさき)
戸茂 (とも)
な行
中島 (なかじま)
中原 (なかはら)
中平柳 (なかひらやなぎ)
長渡呂 (ながとろ)
長渡呂新田 (ながとろしんでん)
成瀬 (なるせ)
仁左衛門新田 (にざえもんしんでん)
西楢戸 (にしならど)
西の台 (にしのだい)
西の台南 (にしのだいみなみ)
西丸山 (にしまるやま)
日川 (にっかわ)
野堀 (のぼり)
は行
東栗山 (ひがしくりやま)
東楢戸 (ひがしならど)
平沼 (ひらぬま)
奉社 (びしゃ)
福岡 (ふくおか)
福田 (ふくだ)
福原 (ふくわら)
古川 (ふるかわ)
豊体 (ぶたい)
武兵衛新田 (ぶへえしんでん)
細代 (ほそしろ)
ま行
真木 (まぎ)
狸穴 (まみあな)
南 (みなみ)
南太田 (みなみおおた)
箕輪 (みのわ)
宮戸 (みやど)
狸渕 (むじなぶち)
や行
谷井田 (やいた)
谷口 (やぐち)
隣接する自治体
北:
茨城県
つくば市
東: 茨城県龍ヶ崎市
南: 茨城県取手市、守谷市
西: 茨城県常総市
運輸交通
主な道路
自動車専用道路
常磐自動車道
一般国道
国道294号
国道354号
地方道
茨城県道3号つくば野田線
茨城県道19号取手つくば線
茨城県道46号野田牛久線
茨城県道127号谷田部小張線
茨城県道130号常総取手線
茨城県道133号赤浜谷田部線
茨城県道210号谷田部藤代線
茨城県道211号高岡藤代線
茨城県道220号島名福岡線
茨城県道328号谷井田稲戸井停車場線
道の駅
市内に
道の駅
はない。
鉄道
関東鉄道
つくばエクスプレス
飛行場
市内に
飛行場
は無い。
行政
議会(つくばみらい市議会)
2012(平成24)年3月1日現在、市議会議員、定数18名、現役18名。
任期2012(平成24)年3月1日〜2016(平成28)年2月29日。
無所属: 14名
公明党: 2名
日本共産党: 2名
国政選挙
衆議院比例代表: 北関東ブロック
衆議院小選挙区: 茨城県第6区
参議院選挙区: 茨城県選挙区
民度、民意
投票率は平均5〜6割である。
2010(平成22)年4月26日: つくばみらい市議会議員補欠選挙、投票率47.96%(男47.21%、女48.71%)
2010(平成22)年4月26日: つくばみらい市長選挙、投票率47.99%(男47.24%、女48.73%)
2008(平成20)年2月3日: つくばみらい市議会議員選挙、投票率55.43%
2006(平成18)年5月14日: つくばみらい市長選挙、投票率58.05%
市長
初代 飯島善(旧・伊奈町長) (2006(平成18)年5月14日〜2010(平成22)年5月13日、1期)
2代 片庭正雄 (2010(平成22)年5月14日〜)
特徴
季節行事
春 ‐ 福岡堰さくらまつり
夏 ‐ 綱火、みらいフェスタ
秋 ‐ 田んぼアート、商工祭
冬 ‐ たこあげ大会
観光
歴史公園ワープステーション江戸
間宮林蔵記念館
結城三百石記念館
板橋不動尊(清安山願成寺不動院)
名産品
順不同。
栗
淡水真珠
恥辱市名問題
「つくばみらい市」になった経緯
合併協議会の公募で、みらい市・みらい平市・小貝市・南つくば市、小委員会から筑波みらい市、合わせて5案が提出された。合併協議会はここから「みらい市」と「筑波みらい市」の二案に絞り検討、最終的に「筑波みらい市」が選定された。
次いで小委員会で「筑波みらい市」か「つくばみらい市」かで協議、「つくばみらい市」を選定したことで、協議会でそれを決定した。
しかし、伊奈側は「筑波みらい」を推したが、谷和原側は「つくばみらい」を推し、一時協議は
紛糾
しており、すんなりとは決まらなかった。
議論は膠着状態に陥り、一時は「
じゃんけん
」か「
くじ引き
」で決めようという提案も出されたが、「住民に説明が付かない」として却下。最後は伊奈側が折れることで、決着した。
名前の由来
この市名は首都圏新都市鉄道
つくばエクスプレス
の「みらい平駅」に由来する。支那語では「筑波未来市」か「筑波未來市」と書くことになると思われるが、漢字で書くと市名の意味不明さが更に際立つ。
元々は「水海道+谷和原+伊奈」から1文字づつ取って「みらい」だったようだが、水海道が入らない時点で、この由来としては解釈できない市名になったと言える。
なお、水海道市は結城郡石下町を編入合併して常総市になった。
恥ずかしい?
いわゆる「
ひらがな市名
」だが、ここまで来ると、漢字やひらがなとか言う以前に恥ずかしい。市名としてもかなり高レベルの痛さである。
伝説の「
南セントレア市
」と似たような問題が茨城にも飛び火することとなり、県民や現地住民も対岸の火事ではなくなってしまった。このため、住民からも市名に反対する嘆願書が殺到したらしい。
つくば市長の言葉
元祖
つくば市
の市長もコメントを求められ、回答に窮した。読売新聞によると市原健一つくば市市長は
よその名前について私がとやかく言うことではないが、斬新な名前ではないか。
つくばを意識し、つくばへの思いが表われていると思う。
と答えたとされる。
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