VISA |
辞書:文化用語の基礎知識 経済編 (LECO) |
読み:ビザ |
外語:VISA |
品詞:商品名 |
クレジットカードのうち、現在、世界最大のブランド。売上シェアは6割以上で、日本を含めて世界中の多くの国で利用できる。
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概要 |
VISAはアメリカのVisa, Inc.が管理するブランドである。
元々はバンクオブアメリカという銀行が発明したクレジットカード「バンカメリカード」に由来するもので、これが後にVISAになった。
なお、Visa, Inc.自体はクレジットカード発行会社(イシュアー)ではない。Visa, Inc.から権利を得た者が、VISAブランドのカードを発行することができる。
日本で初めてVISAカードを発行したのは三井住友カード株式会社であった。
特徴 |
番号 |
銀行系カードで、カード番号はISO/IEC 7812準拠の16桁、その1桁目は4である。
種類 |
VISAブランドで、主に次のようなサービスが提供されている。
サービス |
クレジットカード |
「Visaクレジットカード」は、クレジットカードのサービスであり、VISAとして最も一般的なものである。これは、信用を担保として後払いできるサービスである。
次の種類がある。
デビットカード |
「Visaデビットカード」は、デビットカードのサービスである。Visaクレジットカードと同様の16桁の番号がある。
ほぼ全てのVisaクレジットカードの加盟店でクレジットカードと同じように利用できるが、制限としては、月額・継続契約の利用料金の支払いや、高速道路通行料金の支払いなどには使用できない。
また、デビットカードは、使用したらすぐに口座から引き落とさないと与信が生じてしまうため、与信が発生しないようインプリンターは使わず全て電子処理する。このためエンボスレスで、ELECTRONIC USE ONLYの表示があるカードが用いられる。
日本では、次のようなサービスが提供されている。
プリペイドカード |
「Visaプリペイドカード」は、プリペイドカードのサービスである。Visaクレジットカードと同様の16桁の番号がある。
カードに入金してチャージすることで、その金額内で買い物をしたり、海外旅行ではATMで現地通貨を引き出したりできる。このためトラベラーズチェックよりは使い勝手がよい。国内での利用する場合の制限としては、月額・継続契約の利用料金の支払いには使えない。
プリペイドカードつまり完全な前払いなので、銀行口座とリンクする必要があるデビットカードよりも更に信用が不要である。
ネットショッピング専用のサービスは、カードレスで、ネット決済のみに利用できる。
リンク |
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