EOS M |
辞書:文化用語の基礎知識 芸術・視覚編 (LAVART) |
読み:イオス-エム |
外語:EOS M |
品詞:商品名 |
キヤノンのミラーレス一眼カメラのブランド名。これを著している時点では一機種しかなく、シリーズ化するのかも定かではない。EOS MのMは、「ミニ」「モビリティ」の意とされる。
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概要 |
マイクロフォーサーズシステムなど、小型軽量のミラーレスレンズ交換式カメラが、いわゆるコンデジと一眼レフカメラの中間層向けに流行しつつあった。
ミラーレスは、日本では需要も限定的ではあるが、海外、特にアジア圏では人気が高いとされている。
そのような市場に、一眼レフカメラのブランドEOSを冠して投入したのがEOS Mであった。
特徴 |
コンセプト |
一覧レフカメラではないので、光軸中にプリズムやミラーが不要である。このためカメラ自体を薄くすることができ、筐体の小型軽量化に寄与している。
従来の廉価シリーズEOS Kissも一覧レフカメラであるため、それなりの厚みがあったが、EOS Mは一覧レフカメラではないので、非常に薄い。
レンズ |
カメラの小型化のためか、レンズマウントは従来とは非互換で、新規の「EF-M」マウントを採用した「EF-Mレンズ」である。
従来のEFマウント用レンズ(EFレンズとEF-Sレンズ)は、別売のマウントアダプターの併用で利用可能(CN-Eレンズ(EFシネマレンズ)は除く)。
撮像素子 |
ラインナップ |
補足 |
EOS Mにどれだけ力を入れる気があるのかは定かではない。
専用のEF-Mレンズは他のEOSシリーズには使えないが、マウントアダプターを使えば他のEOSシリーズ用のレンズが使える。
EOS Mに、マウントアダプター経由でEF800mm F5.6L IS USM、いわゆる「白筒」(質量4.5kg、税別175万円)を搭載した様子も公開されたが、このようなエントリー機種に大砲を付ける需要などあるはずがない。
リンク |
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