黄泉醜女
読み:ヨモツシコメ
日本神話に登場する貴女。これは古事記による書き方で、日本書紀では泉津日狭女(ヨモツヒサメ)や豫母都志許賣(ヨモツシコメ)とも書かれる。
伊邪那岐命(イザナギノミコト)が、黄泉の国で変わり果てた姿となった妻の伊邪那美命(イザナミノミコト)を見て逃げ帰ってしまう。見られなくない姿を見られた伊邪那美命は怒り、逃亡した伊邪那岐命を追うよう、黄泉醜女に命じた。
黄泉醜女に追われた伊邪那岐命は、髪飾りを取って投げた。すると野葡萄となり、黄泉醜女がそれを食べている間に逃げ距離を広げた。しかしまだ追ってくるので、次は櫛の歯を折って投げると筍となり、黄泉醜女が抜いている間に逃げてしまった。
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