無量義経
読み:むりょうぎきょう

 大乗仏教の経典の一つ。法華三部経の第一部。法華三部経はここから始まるため、開経とも呼ばれる。
 釈迦が妙法蓮華経を説くより前に説いた教えとされ、この経では理の面における悟りへの道が説かれている。しかし支那で編纂された偽経とする説もある。
 無量義経は、徳行品第一、説法品第二、十功徳品第三の三品で構成されている。このうち霊友会系宗派で用いる青経巻では十功徳品第三が抜粋引用されている。

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