大乗仏教
読み:だいじょう-ぶっきょう
外語:Mahayana Buddhism

 仏教の分派の一つ。
目次

概要
 出家僧だけではなく、在家信者でも救われるとするもの。守るべきは釈迦の教えの一字一句ではなく、その精神であるとする革新派であった。
 まず自身の成仏のため、苦にある全ての生き物(一切衆生)を救うことで菩提心を起こすものとしている。
 結果、自分だけでなく、多くの人を救えるのが真の仏教であるとし、自らを大乗(大きな乗り物)にたとえてこう呼んだ。

特徴

時代
 大乗仏教は分派が激しいが、概ね時代で次のように分けられる。
 概ね、成立した経典の時代によって分けられる。

地域
 現存する大乗仏教は、地域で大きく二系統に分けることができる。
 東アジアから日本に渡り広まった仏教は前者である。

経典

初期大乗仏教
 主として「」を説く経典。

中期大乗仏教
 唯識思想への転換。

大乗仏教・後期
 密教の台頭。

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