標準レンズ
読み:ひょうじゅんレンズ

 カメラレンズの焦点距離による分類の一つ。
 35mmフィルムの場合で焦点距離が50mmとなるレンズをいう。
 標準が50mmなのは、35mmフィルムの像面サイズに由来する。35mmフィルムの像面サイズはフィルム上で24×36mmとなるが、ピタゴラスの定理により対角線長は約43mmと算出できる。そして、これより若干長い50mmとしたときに人間の肉眼の遠近感に近い像が得られることから、50mmが標準となった。

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