1ビットデジタルアンプ |
辞書:文化用語の基礎知識 音楽・技術編 (LMTECH) |
読み:いちビットデジタルアンプ |
外語:1 bit digital amplifier |
品詞:名詞 |
シャープが開発したディジタルアンプの一つで、入力されたアナログ信号をディジタルサンプリングし、得られた1ビットのディジタル信号で伝送と増幅を行なうシステムのこと。
アナログ音声の波形と同様、信号の変化量を連続的にサンプリングするため、マルチビット信号方式に比べて情報の間引きや補間がなく、より原音に近い音声が再生できるとされる。
1999(平成11)年6月に発表された最初のタイプは、サンプリング周波数が約2.8MHzだった。2001(平成13)年12月には倍の約5.6MHzになり、2003(平成15)年10月には更に倍の約11.2MHzになり、高性能化された。サンプリング周波数が高まれば時間軸分解能も向上し、より原音に近い忠実な再生が可能となる。
1ビット信号のノイズシェイピング技術には "7次ΔΣ変調アルゴリズム" が採用されている。ΔΣ変調時や量子化時のノイズレベルが低減されている。
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