鍄 |
辞書:文化用語の基礎知識 言語・日本語編 (LLNJA) |
読み:がすがい |
品詞:慣用単漢字 |
JIS漢字表に存在する「幽霊文字」の一つ。
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情報 |
漢字 |
意義 |
字源 |
漢字字典にない文字で、かつては幽霊文字として扱われていた。出典は「国土地理協会 国土行政区画総覧(1951年初号、加除式で現在に至る)」とされている。
幽霊文字について調査した資料、「JIS X 0208:1997附属書7(参考)」の「区点位置詳説」、305ページの2.170は、「典拠 国土 小鍄(こがすがい)/山形県(付属書7図98)。読みの"こがすがい"("こかすがい"ではなく)は、現地の役所による。」としている。
新潮日本語漢字辞典では、鍄は打楽器の一種とし、また小鍄を山形市の地名としている。
日本語 |
発音 |
用例 |
山形県山形市旅籠町一丁目の西側の旧通称「山形市香澄町字小鍄」(かすみちょう・あざ・こがすがい)に由来するとされる。この地名は、現在は使われていない。
また、人名として「鍄一」(きょういち)などの利用例がある。
符号 |
リンク |
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