恵比寿 |
辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・神道神様編 (LFOLKESK) |
読み:えびす |
品詞:名 |
七福神のうちの一柱。清廉・漁業・商売繁盛・交易の神。"戎" や "夷" とも表記される。
狩衣に風折烏帽子をかむり、右肩に釣竿、左小脇に鯛を抱えて座っている姿で描かれる。またその顔は、エビス顔といわれるような笑顔をたたえた尊顔である。大黒天とともに恵比寿大黒と併称され、福の神の代表格である。
兵庫県西宮市の西宮神社を本社とするが、本来は大国主神(大国主命)と事代主命の二神として祭られていたものが混同され、戎三郎として現在の形になった。
"えびす" とは "えみし" のことであり、移民族及び海や川に流れ着いた漂流物を意味していた。
関西では "えべっさん" として親しまれている。
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