第七代天皇陛下。
- 生没: 紀元前342年〜紀元前215年、宝算127
- 在位: 紀元前290年〜紀元前215年
- 御名 ‐ 大日本根子彦太瓊尊(オオヤマトネコヒコフトニノミコト)
- 続柄 ‐ 孝安天皇 第一子
- 母神 ‐ 押媛命(オシヒメノミコト)
- 紀元前342年 ‐ 誕生
- 紀元前317年〜290年 ‐ 皇太子
- 紀元前290年〜215年 ‐ 孝霊天皇
- 紀元前215年 ‐ 崩御
皇后は細媛命(クワシヒメノミコト)で、他に3柱の妃がいる。以下、名は日本書紀を主、古事記を従とする。
- 細媛命 (クワシヒメノミコト、ホソヒメのミコト、古事記では細比売命)
- 春日千千速真若比売 (カスガノチチハヤマワカヒメ、古事記)
- 倭国香媛 (ヤマトノクニカヒメ、意富夜麻登玖邇阿礼比売、古事記では蝿伊呂泥)
- 〓某弟 (ハエイロト、古事記では蝿伊呂杼)
春日千千速真若比売は古事記にのみ書かれ、日本書紀には登場しない。代わりに紀では、皇后細媛命の異説として春日千乳早山香媛(カスガノチチハヤヤマカヒメ)が書かれている。
皇子は八柱が知られるが、異説等で更に多くの子が書かれる。うち皇后からの皇子は一柱である。うち(記)は古事記のみに登場する。
- 皇后:細媛命
- 大日本根子彦国牽尊(オオヤマトネコヒコクニクルノミコト、孝元天皇)
- 妃:春日千千速真若比売 (記)
- 妃:倭国香媛
- 倭迹迹日百襲姫 (ヤマトトトヒモモソヒメ、夫:大物主神)
- 日子刺肩別命 (記) (ヒコサシカワタケノミコト)
- 彦五十狭芹彦命 (ヒコイサセリヒコノミコト、後の吉備津彦命)
- 倭迹迹稚屋姫命 (ヤマトトトワカヤヒメノミコト)
- 妃:〓某弟
〓某弟との子、稚武彦命は桃太郎伝説の桃太郎とされ、後の日本武尊へと繋がる他、古代豪族吉備氏の始祖とされる。
孝霊天皇 | (父)孝安天皇 | (祖父)孝昭天皇 | (曾祖父)綏靖天皇 |
(曾祖母)天豊津媛命 |
(祖母)世襲足媛命 | (曾祖父) |
(曾祖母) |
(母)押媛命 | (祖父)天足彦国押人命 | (曾祖父)孝昭天皇 |
(曾祖母)世襲足媛命 |
(祖母) | (曾祖父) |
(曾祖母) |
母神、押媛命については、日本書紀の本文、第一の一書、第二の一書、古事記でそれぞれ異なることが書かれており、その正体は不明である。押媛命の父を天足彦国押人命とするのは日本書紀の本文。
欠史八代の一代で、実在しなかったとする説もある。
陵は、奈良県北葛城郡王寺町本町3丁目の片丘馬坂陵(かたおかのうまさかのみささぎ)とされている。
奈良県磯城郡田原本町黒田に鎮座する孝霊神社(別名 廬戸神社)の主祭神。また、全国各地の神社で祭神となっている。
6 孝安天皇 ‐ 7 孝霊天皇 ‐ 8 孝元天皇
用語の所属
日本神話
神道
天皇
欠史八代
関連する用語
孝安天皇
孝元天皇