here症候群 |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術蜘蛛編 (CTWWW) |
読み:ヒアしょうこうぐん |
外語:here syndrome |
品詞:名詞 |
ハイパーリンクの文字列をhere、click here、ここ、こちら、ここをクリックといった言葉にしてしまうこと。また世の中のそのような傾向のこと。
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概要 |
ハイパーリンクの思想からすると、「ここをクリック」という言葉をリンクにした時には、そこから「『ここをクリック』という言葉が意味する事」という情報が得られなければならない。
しかし、実際にWebページでそのようにハイパーリンクを設定している例は殆どない。その前後の文脈から判断される何かにハイパーリンクされている事がほとんどである。
これはハイパーリンクの概念に反することであり、そのような記述は本来すべきではないが、殆ど守られていないのが実情である。
更に、目の不自由な人がページの音声読み上げソフト等を利用した場合にも重大な問題となる。目で周辺を追わねばリンク先が何であるか分からないからである。
特徴 |
悪い例 |
悪い例(*の間がハイパーリンク)
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良い例 |
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