USB Type-B
読み:ユーエスビー-タイプ-ビー
外語:USB Type-B

 USBで、当初よりあるUSBポートおよびUSBコネクターの種類の一つ。
目次

概要
 Type-Bの端子は、標準コネクターでは小さな正方形をしている。
 Type-Bの端子は、USBケーブルをUSB装置に接続するときに使用されることが想定されている。
 このためデータの流れは、装置からコンピューター本体やUSB HUB側へと向かうため、Type-Bの端子は「ダウンストリーム型」と呼ばれることがある。
 

特徴

用途
 比較的大型のUSB装置側の差し込み口である、正方形の端子が標準コネクターのType-Bである。但し、標準コネクターのType-Bはあまり普及しなかった。
 スマートフォンなどで充電端子と兼用で使われているUSBコネクターは、microUSBのType-Bである。
 USBケーブル経由でUSB装置を繋ぐ場合は、片側はType-A、もう片側はType-Bとして、装置側はType-Bとなっていることが想定されていた。
 USBが登場しはじめた頃の、標準コネクターが主に使われていた時代はこれに失敗したが、スマートフォンなどでmicroUSBが大量に使用される時代になると、片側は標準のType-A、もう片側はmicroUSBのType-B、とする本来想定されていたスタイルが一般化した。

種類
 大きさは標準コネクター/ミニUSB/microUSBと、ピン数はUSB 2.0までとUSB 3.0用のものがあるが、3×2で6種類は存在せず、USB 3.0では使用実績がない標準以外のType-Aは使われていない。
 メス側は異称が多数あるので併記する。どれも同じ意味である。

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