TDM |
辞書:通信用語の基礎知識 通信手順物理層編 (CPPMD) |
読み:ティーディーエム |
外語:TDM: Time Division Multiplexing |
品詞:名詞 |
時分割多重化。時分割によって多重化するもの。
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概要 |
一つの伝送路を、時間で区切って用いることで、複数の異なる信号の伝送を可能とするもの。
コンピューター技術の時分割方式をネットワークに応用したものとも言える。
複数のチャンネルを一つに多重化するものを多重化装置(multiplexer)、多重化された信号を分離するものを分離装置(Demultiplexer)という。
特徴 |
特性 |
回線交換による通常の電話やN-ISDN(一般のISDN)の通信方式で、遅延やゆらぎが小さいのが特徴。
同期型の場合、指定端末間(例えば電話なら発呼した電話機とそれを受けた電話機)だけの通信なので、データが送受信されていないときでも空のフレームが交換され、回線の使用効率は低くなる。非同期型のATDMも使われている。
利用例 |
有線通信では、ディジタル専用線などの多重化に使われている。
無線通信などでも技術が応用されている。但し無線の場合、周波数には限りがあり帯域の制限が厳しいことから、多元接続に改良されたTDMAが使われる。TDMAは、ディジタル式の携帯電話であるGSMやPDCで使われている。
リンク |
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