POSTメソッド |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術上編 (CTINFO) |
読み:ポストメソッド |
外語:POST method |
品詞:名詞 |
HTTPで、Webサーバーとデータを送受信するときに用いるメソッドの一つ。
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概要 |
パラメーターの受け渡しに、HTTPのデータ部を用いるもの。対するは、ヘッダー部(のURI部分)を用いるGETメソッドである。
HTTPのプロトコル構造としては、HTTPヘッダーに情報を含み、HTTP本文に実際のパラメーターが格納されている。
特徴 |
プロトコル |
例えば、次のようなHTMLを想定し、
<BODY> <FORM ACTION="push.cgi" METHOD="POST"> <INPUT TYPE="hidden" NAME="abc" VALUE="1234"> <INPUT TYPE="hidden" NAME="def" VALUE="5678"> <INPUT TYPE="submit" VALUE="Push"> </BODY>
Pushボタンを押すと、Webサーバーに以下のようなデータが送信される。
ヘッダー部
POST /push.cgi HTTP/1.1 (中略) Host: www.example.com Connection: Keep-Alive
データ部
abc=1234&def=5678
プログラミング |
データの受け渡しはストリームバッファーを用いる。
プログラミングでは、パラメーターを標準入出力経由とするように実装されていることが多い。
利点 |
POSTメソッドで送受信されるデータは、Webブラウザーには表示されない。
パラメーターがURLに含まれないため、そのページをブックマークしてもデータは保存されない。従ってWebサイト側は、それを想定して設計される必要がある。
ただし、送受信されるデータそのものは平文で送られているため、目には見えなくてもパケットを傍受された場合は情報漏洩の可能性がある。対策としては、HTTPSを利用することなどが挙げられる。
リンク |
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