LCR |
辞書:通信用語の基礎知識 固定電話サービス編 (WTELFS) |
読み:エルスィーアー |
外語:LCR: Least Cost Routing |
品詞:名詞 |
現在地と相手先、曜日、時間帯等の条件を自動判別して、最も安価な電話会社を自動選択する機能。
|
概要 |
マイライン以前、NTT以外の電話会社を使ってダイアルするには、それぞれの事業者識別番号をダイアルする必要があった。
しかし常識的に考えて、わざわざ面倒なことをする人はまれであり、当然にして新規参入の電話会社は経営に行き詰りかけた。
そこで、LCR機能を開発、市販の電話機に搭載してもらうことで、起死回生を図ることとなった。
特徴 |
NTT以外の新規参入事業者は新電電(NCC)と呼ばれていた。LCRが対応したのは、次の3事業者である。
しかし、事業者が増えてきて料金選択が複雑化すると、もはや「最も安価」な回線選びは不可能となり、1998(平成10)年からこのサービスは「ACR」と名称変更された。
更に、2001(平成13)年5月1日からはマイライン開始により事実上の使命を終えることになる。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |