LAPM-V |
辞書:通信用語の基礎知識 通信手順下編 (CPEQIP) |
読み:ラップ-エム-ヴィー |
外語:LAPM-V |
品詞:固有名詞 |
ITU-T V.42bisで規定されるアナログモデム用のデータ圧縮プロトコル。
|
概要 |
MNP5の上位の仕様で、MNP5と比して次のような利点があった。
なお、このデータ圧縮にはLZW(GIFなどで使われていたもの)が利用されており、当時は特許が存在した。
特徴 |
MNP5は広く使われ通信速度改善に貢献したが、既に圧縮されているファイル(当時の日本ではLZHやJPEGファイルなど)も再圧縮しようと試みるため、この条件では余計なコードが付加されむしろデータ量が増加、逆に通信効率を下げてしまうことがあった(付加されたコードは受信・展開時に削除される。
つまり付加コード分だけ冗長になっていたが、V.42bisはこの点に着目、既に圧縮されていてこれ以上の圧縮が望めないデータの場合は動的に圧縮を停止し、圧縮が望めるようになった時点で圧縮を再開するといった切り替えが自動的に実行される。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |