ITU-T V.44
読み:アイティーユーティー-ヴィー-よんよん
外語:ITU-T V.44
一般電話回線でデータ通信を行なう、全二重モデムの規格の一つ。ITU-T勧告の一つ。
概要
ITU-T V.92と併用される。
伝送データは圧縮して送受信され、約4倍程度の効率が得られる。圧縮アルゴリズムにはHughes Network Systemsの特許であるLZJHを採用し、従来のITU-T V.42bisと比較して圧縮性能は20〜60%程度向上、通信に要する時間も最高で半分程度に抑えることが可能となった、とアナウンスされている。
特徴
前のITU-T V.42bisは米Unisysの特許であり問題だったが、今回のITU-T V.44も同様に特許であり、同じ問題を持っている。
なお、LZJHを用いてIPペイロードを伝送する方法はRFC 3051で提唱されている。
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