ISO/IEC 8859-5
読み:アイエスオウ-アイイースィー-はちはちごーきゅう-ご
外語:ISO/IEC 8859-5

 ISOによって規定された文字集合の規格ISO/IEC 8859のうち5番目の仕様。この仕様はCyrillicとも呼ばれ、ロシア語をはじめとしたキリル文字言語に対応するキリル文字セットを定義する。
 CHARSET_NAME(CCS名)は「ISO-8859-5」である。
目次

仕様
 電子計算機でキリル文字を扱う方法には幾つかあり、そのうちの一つがISO/IEC 8859-5である。
 その他に、Windowsコードページ1251(CP1251)、DOSの頃にはKOI8-Rも使われ、この三種類が一般的である。

沿革

他のISO登録状況
 ISO-IR 144として登録されている。
 ISO-IR 144のISO/IEC 2022におけるエスケープシーケンスは次のとおり。

ISO/IEC 8859-5文字セット
 上位4ビット
2/103/114/125/136/147/15
0NBSPАРарNo.
1ЁБСбсё
2ВТвт
3ГУгу
4ДФдф
5ЕХех
6ЖЦжц
7ЗЧзч
8ИШиш
9ЙЩйщ
10КЪкъ
11ЛЫлы
12МЬмь
13НЭнэ§
14ОЮою
15ПЯпя

対応する言語
 ISO/IEC 8859-5が公式ないし事実上、対応できる言語で、かつISO/IEC 8859-1などでは対応できない言語は以下のとおり。配列順序は日本語名の50音順による。括弧内はISO 639で規定される2文字の言語コードである。
 また次の言語はISO/IEC 8859-1でもISO/IEC 8859-5でも表現できる。

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