ISO/IEC 8859-10
読み:アイエスオウ-アイイースィー-はちはちごーきゅう-じゅう
外語:ISO/IEC 8859-10

 ISOによって規定された文字集合の規格ISO/IEC 8859のうち10番目の仕様。この仕様はLatin-6とも呼ばれる。
 CHARSET_NAME(CCS名)は「ISO-8859-10」である。
目次

仕様
 全北欧語に対応できるようISO/IEC 8859-4(Latin-4)の修正を行なったラテン文字セットを定義する。
 ISO/IEC 8859-4にある文字でも、そのコードポイントには大きな変更があり、相互の互換性自体は低い。互換性よりも、効率的な配置にし、処理のしやすさを優先した結果であると思われる。

沿革

他のISO登録状況
 ISO-IR 157として登録されている。
 ISO-IR 157のISO/IEC 2022におけるエスケープシーケンスは次のとおり。

ISO/IEC 8859-10文字セット
 上位4ビット
2/103/114/125/136/147/15
0NBSP°A^DDa^dd
1A,a,A'N,a'n,
2E^e^A^O^a^o^
3G,g,A~O'a~o'
4I^i^O^o^
5I~i~A゚O~a゚o~
6K,k,AEae
7§U~u~
8L,l,Oo
9D-d-E'e'
10S^s^E,U'e,u'
11T-t-U^u^
12E.e.
13SHYI'Y'i'y'
14U^u^I^i^
15βK

対応する言語
 ISO/IEC 8859-10が公式ないし事実上、対応できる言語で、かつISO/IEC 8859-4(Latin-4)では対応できない言語は以下のとおり。配列順序は日本語名の50音順による。括弧内はISO 639で規定される2文字の言語コードである。

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