HTTP
読み:エイチティーティーピー
外語:HTTP: HyperText Transfer Protocol
ハイパーテクスト転送プロトコル。ハイパーテクストや関連するデータの転送をするためのプロトコル。
概要
WWWのページ記述などに用いられるHTMLやXHTML、あるいは画像などのデータを転送するために広く使われている。以前はファイル転送全般を処理するFTPしかなかったが、現在ではHTTPがその大半を占めるようになった。
プロトコルは、大きく次の3バージョンが存在する。
デフォルトのポート番号は80/tcp。
特徴
機能
FTPは純粋にファイルの送受信を行なうプロトコルであるのに対し、HTTPは環境変数を介した情報交換などの機能を持っている。
パケットはHTTPヘッダーから始まり、改行二つで区切って実際のデータとする。このため、拡張性も高い。
ステータスコード
HTTPは、FTPを参考にした3桁のステータスコードを利用している。
FTPの場合は最初の二桁に意味があったが、HTTPでは百の位だけで大分類され、次の二桁は大きなルールはない。3桁の数字のあと、空白を一つ入れ、あとはそのコードに対するメッセージが続く。この最初の3桁の数字は電子計算機用、続くメッセージは人間用である。
現在は、百の位に応じて、次の5種類が定義されている。
ステータスコードはいつでも拡張可能である。クライアントは全てのステータスコードが理解できるのが理想的ではあるが、しかし必ずしも全てを理解する必要はない。このために、大まかな意味が理解できるように大分類がなされている。
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