HTTPヘッダー
読み:エイチティーティーピー-ヘッダー
外語:HTTP header
HTTP
で送受信されるデータ中に含まれる情報のうち、様々な情報を格納する場所。
目次
概要
特徴
形式
メタデータ
リクエスト
レスポンス
Cookie
概要
HTTP/1.1
は直下が
TCP
であり、HTTPのデータはTCPで送受信される。
ここで送られるデータは、改行のみの行を境として、先頭から改行の行までをHTTPヘッダー、改行より後をメッセージボディという。
特徴
形式
HTTPヘッダーは全てテクストで表現され、1情報1行の形式で記載される。
フィールド名と内容から構成され、間は ": " で区切られる。いずれもASCII文字で記述し、それ以外は
base64
で符号化されるべきである。
フィールド名: 内容
ヘッダーには、メッセージのボディに対する付加的な情報つまりメタデータのほか、
Webサーバー
や
Webブラウザー
などの情報が格納される。
メタデータ
HTTP/1.1の
RFC 7231
では、セクション3で以下が定義されている。
Representation Metadata
Content-Type
Content-Encoding
Content-Language
Content-Location
Payload Semantics
Content-Length
Content-Range
Trailer
Transfer-Encoding
リクエスト
HTTP/1.1の
RFC 7231
では、セクション5で、Request Header Fieldsとして以下が定義されている。レスポンスと重複するものもある。
制御(Controls)
Cache-Control
Expect
Host
Max-Forwards
Pragma
Range
TE
条件(Conditionals)
If-Match
If-None-Match
If-Modified-Since
If-Unmodified-Since
If-Range
ネゴシエーション(Content Negotiation)
Accept
Accept-Charset
Accept-Encoding
Accept-Language
認証資格(Authentication Credentials)
Authorization
Proxy-Authorization
要求コンテキスト(Request Context)
From
Referer ‐
HTTP_REFERER
User-Agent
レスポンス
HTTP/1.1の
RFC 7231
では、セクション7で、Response Header Fieldsとして以下が定義されている。リクエストと重複するものもある。
制御データ(Control Data)
Age
Cache-Control
Expires
Date
Location
Retry-After
Vary
Warning
検証用ヘッダーフィールド(Validator Header Fields)
ETag
Last-Modified
認証用チャレンジ(Authentication Challenges)
WWW-Authenticate
Proxy-Authenticate
応答コンテキスト(Response Context)
Accept-Ranges
Allow
Server
Cookie
Cookie
は
RFC 6265
で定義される。
Set-Cookie ‐ (サーバー) → (ユーザーエージェント)
Cookie ‐ (ユーザーエージェント) → (サーバー)
Set-Cookie2
Cookie2
再検索