GT書体
読み:ジーティーしょたい
東京大学の漢字プロジェクトと日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業により作成された、すべての漢字を電子計算機用のコードにしよう、というプロジェクト。
特徴
超漢字3が発売された2001(平成13)年2月時点での字数は66,773字で、将来的には10万字にまで対応できるとしている。
GT書体と超漢字
それまでもWindows用やMacintosh用のTrueTypeフォントが提供されていたが、実際問題として使えたものではなかった。
しかし、2001(平成13)年に発売されたBTRON仕様OS、超漢字3よりGT書体に標準対応し、TRONコードでの文字コードが与えられた事から、今後の普及が期待されるようになった。
開発が東大であること、まず登場したのが明朝体フォントであることなどから、かつては「東大明朝」、「東大GT明朝」などと呼ばれており、今でも一部では通称としてこの名が使われている。
再検索