NTT地域会社の加入者線交換機との相互接続をすること。
GC階層の局に相互接続点(POI)を設ける事で、アクセスチャージ料金が安価になる。例えば東京電話などはこの相互接続方法によりアクセスチャージ料金を少なくして料金を安価に設定していると思われる。
1996(平成8)年からこのGC接続が可能となった。3分間の料金は、次の通り。
- 1996(平成8)年度: 6.31円
- 1997(平成9)年度: 6.19円
- 1998(平成10)年度: 5.81円
- 1999(平成11)年度: 5.57円
- 2000(平成12)年度: 4.95円
- 2001(平成13)年度: 4.60円
- 2002(平成14)年度: 4.50円
- 2003(平成15)年度: 4.37円
- 2004(平成16)年度: 4.37円
- 2005(平成17)年度: 5.32円
- 2006(平成18)年度: 5.05円
- 2007(平成19)年度: 4.69円
毎年値下げはされてきたが、実際はNTT地域会社の加入者回線を2回経由せねばならない(加入者→NTT→NCC回線→NTT→加入者)ために倍額が必要である。つまり、2002(平成14)年の時点であっても最低3分9.0円が必要となり、ゆえにNTTよりも安く市内通話を提供する事が事実上できない。
しかも、2005(平成17)年度からはついに値上げに転じた。
東京電話は誕生当初より3分9円でこれを提供していたが、当然市内通話では赤字になる。実は市外通話の収益でどうにか経営が成り立っていたらしい。
その後KDDIや日本テレコムなどもマイラインに合わせて続々市内通話に参入したが、前述のとおり、当然ながら市内通話だけでは赤字になる。
関連する用語

GC

ZC接続

ZC

POI

加入者線交換機