ESDI |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術接続編 (CTIF) |
読み:イーエスディーアイ |
外語:ESDI: Enhanced Small Device Interface |
品詞:名詞 |
ハードディスクドライブなどを接続するためのインターフェイスの規格の一つ。
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概要 |
従来使われていた、ST-506インターフェイスを高速化したものである。
ハードディスクドライブや、フロッピーディスクドライブの接続に使われたが、後にIDEなどが登場したことで、そちらに世代交代した。
主としてPC/AT互換機で用いられたが、PC-H98専用の内蔵用増設ハードディスクPC-H98/70-E02がESDIであることが知られている。
特徴 |
インターフェイス |
ST-506では、制御信号とデータ信号で2本のケーブルを用いており、それぞれは5MHzのクロックで動作するシリアルインターフェイスであった。
ESDIはこのそれぞれについて、高速化された。
速度 |
ST-506の5MHzに対し、2倍速の10MHzと3倍速の15MHzが使われた。
4倍速の20MHzの製品もあったようである。
技術情報 |
HDC |
HDC(ハードディスクコントローラー)には、Western DigitalのWD1007や、Adaptec 2320などが使われていた。
HDCそれぞれの仕様は定かではないが、使用可能なドライブ数などに差があったようである。
PC-H98/70-E02 |
PC-H98/70-E02は、PC-H98専用のESDI型内蔵用増設ハードディスクドライブである。
DA/UAには82hが使用され、SASI型ハードディスクドライブの一種のように扱われる。なお、このタイプのディスクを内蔵した本体にPC-9801-27を実装し、SASI型ハードディスクドライブと併用することも可能。
この場合、PC-9801-27型のドライブのDA/UAは80h、81h、PC-H98/70-E02のDA/UAは82hになる。
リンク |
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