静的ルーティング
読み:せいてきルーティング
外語:static routing
ルーティング情報(ルーティングテーブル)をあらかじめルーターに設定し、常にその情報に従ってルーティングする方法。「スタティックルーティング」ともいう。
特徴
小さなネットワークでは簡単だが、ネットワークが大きくなったり、しばしば構成が変わったり場合には、その度にルーターの情報を手動で書き換える必要があるので面倒である。
また、その経路に障害が発生したとき、代替の経路があったとしてもそちらを使わないので、障害にも弱い。
ただし、ルーティング情報のやりとりが無いのでネットワークの帯域を無駄にすることはない。よって、低速なWAN回線や、そもそもデフォルトルート以外のルーティングについて考える必要のないスタブネットワークでは便利である。
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