第4水準
読み:だいよんすいじゅん
外語:level 4
JIS X 0213で規定される日本語漢字文字表の後半のこと。
概要
JIS X 0213で、漢字表の2面に配置されている文字をいう。
2面1区1点から2面94区94点まであるが、シフトJISによる符号化を前提としているため、全ての区に字があるわけではない(詳細後述)。
JIS X 0213は従来のJIS X 0208の上位互換であり、JIS X 0208の第1水準・第2水準を包括し、新たに第3水準と第4水準を追加した仕様である。
特徴
字の配置
漢字表は、ISO/IEC 2022準拠なので、2面1区1点から2面94区94点まで存在する。但し、次の二つの条件を満たすため、全ての区に字があるわけではない。
- シフトJISによる符号化を可能とする
- EUC-JPによる符号化で、JIS X 0212文字の隙間に配置する
補助漢字としてJIS X 0212という仕様があるが、包括基準などが異なるため、JIS X 0212とは収載された漢字は違っている。
結果として、次の区が使われている。併記するのはシフトJISによるコードポイントである。
- 1区(0xF040〜0xF09E)
- 3区〜5区(0xF140〜0xF29E)
- 8区(0xF09F〜0xF0FC)
- 12区〜15区(0xF29F〜0xF49E)
- 78区〜94区(0xF49F〜0xFCFC)
版ごとの字数
版ごとの字数は、次の通りである。
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