2011(平成23)年現在、最も活発なスパム送信ボットネットはBagleとされている。 Waledac
2010(平成22)年2月25日、米Microsoftは、当時米国でも十指に入っていた東ヨーロッパの大規模ボットネットWaledacの遮断に成功したと発表した。
2010(平成22)年2月22日、地方裁判所はMicrosoftがボットネットに利用されていると見込む約277件のインターネットドメインの閉鎖要求を認め、その3日後、感染コンピューターの大多数は接続が遮断された、と発表した。 Cracking Down on Botnets - The Official Microsoft Blogによれば、Waledacは1日に15億件のスパムを送信する能力を持ち、2009(平成21)年12月には、3週間足らずでHotmailに対して6億5100万件ものスパムメールを送信したという。 Rusotck
2011(平成23)年3月16日、米Microsoftは、大規模ボットネットRustockの遮断に成功したと発表した。
推定100万台のボットがあり、毎日数十億件ものスパムメールを送信していた。
連邦地方裁判所の決定で複数の場所にあったC&C(コマンド&コントロール)サーバーが押収された結果、Rustockボットネットは16日に活動を停止したとする。
2010(平成22)年末には毎日平均40億のスパムメールがRustockから送信され、一時はスパムの47.5%がRustockから送られていたとされる。Rustockの遮断成功により、スパム量は世界的に1/3程度減った。 再検索