スカパー! (東経110度)
読み:スカパー
スカパーJSAT
により提供されるディジタルCS放送サービスの一つで、
東経110度
にあるCS衛星
N-SAT-110
によってサービスされる。旧称「スカパー!e2」。
目次
概要
技術
変遷
沿革
サービス
委託放送事業者
旧プラット・ワン
旧SKY PerfecTV!2
概要
技術
BS衛星と同じ軌道位置にあるCS衛星を使った放送サービスである。
放送規格は
BSデジタル
と同じく日本の独自規格「
ISDB-S
」が採用されており、
チューナー
やアンテナは、初期のものを除き、BSデジタル用と共用可能となっている。
なお、元々のスカパー!だった現「スカパー!プレミアムサービス」は国際標準の放送規格「DVB」が採用されており、チューナーなどの装置の共用はできない。
変遷
このサービスは、次のように名称が次々と変更されている。
スカパー!2 (スカイパーフェクTV!2、
SKY PerfecTV!2
)
スカパー!110 (スカイパーフェクTV!110、
SKY PerfecTV!110
)
e2 by スカパー!
(e2 by SKY PerfecTV!)
スカパー!e2
(SKY PerfecTV! e2)
スカパー!
沿革
2002(平成14)年3月1日: 「
SKY PerfecTV!2
」として試験放送開始
2002(平成14)年4月1日: 宣伝用無料放送を開始
2002(平成14)年7月1日: 有料の本放送を開始
2004(平成16)年3月1日: 「
SKY PerfecTV!110
」に改名 (
プラット・ワン
の吸収合併に伴う)
2007(平成19)年2月1日: 「e2 by スカパー!」に改名
2008(平成20)年10月1日: 「スカパー!e2」に改名
2012(平成24)年10月1日: 「スカパー!」に改名
サービス
衛星放送は、各業務が階層化されている。
「スカパー!」は放送基盤(プラットフォーム)であり、実際に番組を放送するのは委託放送事業者の仕事である。そして実際の番組を作るのは番組供給会社の仕事である。
3 番組供給会社
2 委託放送事業者
1 放送基盤(プラットフォーム)
例えば世界的に人気のあるディスカバリーチャンネルを例にすると、次のようになる。
3 番組供給会社 ‐ ディスカバリー・ジャパン(株)
2 委託放送事業者 ‐ (株)
サテライト・サービス
1 放送基盤 ‐ スカパー!
委託放送事業者
旧プラット・ワン
旧
プラット・ワン
からの委託放送事業者で、2009(平成21)年現在も放送中の事業者は、次のとおり(50音順)。
SCサテライト放送(旧
イーピー放送
)
シーエス日本
(CS日本)
日本BS放送 (旧
日本ビーエス放送
)
既に放送を終了した事業者は、次のとおり(50音順)。
CS-WOWOW
スペーステリア
日本メディアーク
メガポート放送
旧SKY PerfecTV!2
旧SKY PerfecTV!2からの委託放送事業者で、2009(平成21)年現在も放送中の事業者は、次のとおり(50音順)。
アクティブ・スポーツ・ブロードキャスティング
インタラクティーヴィ
サテライト・サービス
(Satellite Service)
シーエス映画放送
インターローカルメディア (旧
シーエス九州
)
シーエス・ワンテン
シー・ティ・ビー・エス
ハリウッドムービーズ
阪急電鉄
マルチチャンネルエンターテイメント
既に放送を終了した事業者は、次のとおり(50音順)。
シーエス・ナウ
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