CHOKKA |
辞書:通信用語の基礎知識 固定電話サービス編 (WTELFS) |
読み:チョッカ |
外語:CHOKKA |
品詞:商品名 |
平成電電コミュニケーションズ株式会社が提供していた直収電話サービス。
かつては「平成電話」としてサービスされていた。
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現状 |
平成電電の事業は日本テレコム(現ソフトバンクテレコム)に譲渡された。
現在は旧平成電電のサービスは順次廃止され、ソフトバンクテレコムの代替サービスに切り替えが進められている。
CHOKKAについては2006(平成18)年10月31日に廃止された。代替サービスはおとくラインである。
サービスの特徴 |
回線 |
電話機を平成電電のネットワークに直接繋ぐサービスで、NTTのバックボーン回線を経由しない。
自宅とNTTの間は、既設されているNTTの回線を借りるドライカッパーによる。
このため、NTT回線を新規取得するのに必要な施設設置負担金(電話加入権)が不要、NTT基本料も不要、といった特徴があった。電話番号も従来のものがそのまま利用可能(番号ポータビリティ)。
制限 |
NTT回線に直接繋がらないことになるので、NTTの提供するサービスは原則として利用できない。
119(消防・救急)は鋭意対応中であるが利用できない地域がある。
110(警察)・118(海難事故)・115(電報)・117(時報)・177(天気予報)・104(番号案内)、171(災害伝言ダイヤル)は現在全国で利用可能。
対して、100・106(コレクトコール)・108(自動コレクトコール)・114(相手の話中調べ)は利用できない。
着信課金については、0120と0800への発信に対応するが、その他着信課金サービスへの発信は利用できない。これらサービスがどうしても欠かせない場合は、NTT回線以外に選択肢は無いことになるが、昨今は各社、そういった番号のサービスは順次新規販売を停止しており、今後増えることはないと思われる。
料金 |
2006(平成18)年4月現在、料金プランは次が用意されていた。
CHOKKA同士なら、基本プランで4.5円/3分(税込4.72円/3分)、ビジネスプランで3円/1分(税込3.15円/1分)である。
NTT等、他社回線の固定電話会社宛は時間帯や距離を問わず一律で、基本プランで6.8円/3分(税込7.14円/3分)、2円/1分(税込2.1円/1分)である。
アナログの場合、法人で月額600円(税込630円)、個人で300円(税込315円)で、CHOKKA同士の通話が定額でかけ放題となる。
リンク |
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