BSAT-1a |
辞書:通信用語の基礎知識 無線・業務放送用語編 (WBCASTY) |
読み:ビーエスエイティーワンエイ |
外語:BSAT-1a |
品詞:固有名詞 |
日本の放送衛星BS-4ことBSAT-1の先発機。
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情報 |
基本情報 |
沿革 |
概要 |
それまでBS放送で使われていたBS-3a/BS-3bの後継機であり、NHKとWOWOWの全4チャンネル全てがこの一台で放送されていた。
軌道位置は東経110°。衛星所有者は(株)放送衛星システム。
衛星はヒューズ・スペース&コミュニケーション(後のボーイング・サテライト・システム)製である。
特徴 |
機能 |
Kuバンドのトランスポンダー(中継器)4本と予備4本の合計8本を搭載している。
衛星の周囲全面に太陽電池セルが付いており、常に太陽光発電が行なえるようになっている。
また大容量バッテリーが搭載されており、前BS-3衛星の懸案だった春と秋の食の期間中に発電量が低下するために放送中止せざるを得なかった問題も改善され、年間を通して24時間の放送を可能とした。
形状 |
大きさは縦約8m、横2.2m。
円筒形で、JCSAT1・2 と同様に駒状に回転させることで安定化させるスピン安定方式を採用。
電波 |
放送周波数(ダウンリンク)は従来どおりだが、地球局から衛星へのアップリンク回線の周波数帯が14GHz帯から17GHz帯に変更された。
送信アンテナの利得向上により送信出力を120Wから106Wに下げて消費電力を抑えている。
リンク |
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