AVC-LAN |
辞書:通信用語の基礎知識 通信手順下編 (CPEQIP) |
読み:エイヴィースィー-ラン |
外語:AVC-LAN: Audio Visual Communication-Local Area Network |
品詞:名詞 |
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概要 |
オーディオ、カーナビなど全般で使われている。
トヨタ独自のプロトコルである。その仕様は基本的にコンフィデンシャルであり公開されていないため、一般の人が入手することは不可能である。
通信速度は17.8kbpsである。
特徴 |
下位層 |
下位層は、IEBusを採用しており、μPD6708や相当品が使われる。
IEBusのバスラインは+線と-線の二本で、両末端は120Ωの終端抵抗でターミネートされる。
IEBusでは、各装置に対して12ビットの物理アドレスが割り振られる。
上位層 |
上位層では、装置内の各ユニットに対して、システムで一意の論理アドレスが割り振られる。アドレスは8ビットである。
AVC-LANは、物理アドレスと論理アドレスを元に、マスタースレーブ通信で情報転送を行なうシンプルなプロトコルである。
メッセージ |
AVC-LANのメッセージフォーマットはシンプルで、最初の2オクテットは転送元と転送先の論理アドレス、次の1オクテットがオペレーションコードである。
これ以降は必要に応じて付けられるデータであり、機能ごとにその長さはまちまちである。
AV機器用といっても、実際の音声や映像の情報までは流れず、これは別に用意された信号線に流される。
リンク |
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