7MHz帯
読み:ななメガヘルツたい
外語:7MHz band

 アマチュア無線に用いられる周波数帯域(アマチュアバンド)の一つ。波長は約43m。
目次

定義

概要
 非常に波長の長い地表波であり、電離層反射を利用して遠方との交信が可能である。DXはもっぱら7MHz帯および21MHz帯が使われている。
 一日中安定した通信が可能なため人気が高い。かつては100kHz幅だったが2009(平成21)年に倍の200kHz幅に拡張されたことや、利用者自体の減少により、かつては大混雑していた7MHz帯の混雑も緩和されている。

特徴

条件
 これを著している時点では、CW用の帯域、狭帯域データの帯域、および全ての電波の型式が利用できる帯域が用意されている。

一覧
 各周波数は、次のように用いられている。
 以下の使用区別は、電波法第61条、無線局運用規則第258条の2の規定に基づく、平成21年総務省告示第179号「無線局運用規則第二百五十八条の二の規定に基づくアマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」による。
7,000〜7,200kHz
A1A ‐ CW
7,030kHz〜7,045kHz
A1A、F1B、F1D、G1B、G1D ‐ 狭帯域データなど
7,045kHz〜7,100kHz
 全ての電波の型式
 この帯域は、RTTYおよびデータ伝送には利用できない。ただし、A1A電波以外の電波で、外国のアマチュア局との通信(音声とデータを複合した通信及び画像の伝送を除く)には利用できる。
7,100kHz〜7,200kHz
全ての電波の型式

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