ER (JIS X 5101)
読み:イーアー
外語:ER: Equipment Ready

 データ端末レディ。JIS X 5101(≒RS-232C)でデータ端末の状態を示す信号で、DTEDCEに対して通知する。
目次

概要

名称
 「ER」はJIS規格名であり、各規格ごとに、次のように呼ばれる。
 いくつかの俗称があり、「DTR」(Data Terminal Ready)などとも呼ばれる。

端子
 各コネクター等における、該当ピン番号は次のとおり。

特徴
 シリアル通信規格JIS X 5101(≒RS-232C)では「データ端末レディ」とされている。
 DTEが動作可能であることをDCEに知らせる信号である。
 一方のER信号は、通信相手のDRと接続される必要がある。
 RS-232C(JIS X 5101)系では、動作可能な場合には信号がマーク(1)になり、さもなくば信号はスペース(0)になる。
 一般的なプロトコルの実装では、ERが一定時間以上スペースの場合、回線を切断する処理に移行する。

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