CDMA2000 1xEV-DO Rev.B
読み:スィーディーエムエイ-にせん-ワンエックス-イーヴィーディーオウ-リビジョン-ビー
外語:CDMA2000 1xEV-DO Rev.B

 CDMA2000 1xEV-DOの3番目の版。1xEV-DOrBの次で、後継は1xEV-DOrC。
目次

概要
 15セクター使用時最大で、次の速度を提供する。

特徴

技術
 最大で15セクターを束ねて使用することで高速化する。理論最大速度は、キャリア数倍となる。
 その分、大量の周波数帯域や基地局を必要とするが、現実的でなかったことから日本においてはauは不採用とした。auの更なる高速な通信手段はLTEとなっている。

Phase I
 Phase Iは、Rev.Aのキャリアを束ねる技術である。
 Rev.Aは、下り3.1Mbps、上り1.8Mbpsなので、15波使用時最大で、下り46.5Mbps、上り27Mbpsとなる。
 より現実的に、3波使用時は、下り9.3Mbps、上り5.4Mbpsとなる。

Phase II
 Phase IIでは、下りの変調方式に64QAMを採用し、1キャリアあたりの転送速度を3.1Mbpsから4.9Mbpsに高めた。
 このため、下り4.9Mbps、上り1.8Mbpsとなり、15波使用時最大で、下り73.5Mbps、上り27Mbpsとなる。
 より現実的に、3波使用時は、下り14.7Mbps、上り5.4Mbpsとなる。

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