3.5MHz帯
読み:さんてんごメガヘルツたい
外語:3.5MHz band
アマチュア無線に用いられる周波数帯域(アマチュアバンド)の一つ。波長は約85m。
定義
- 電波帯域 ‐ HF帯
- 指定周波数 ‐ 3,537.5kHz
- 周波数域 ‐ 3,500kHz〜3,575kHz、3,599kHz〜3,612kHz、3,680kHz〜3,687kHz
- 利用条件 ‐ 4アマ以上 (つまり、すべてのアマチュア無線技士が利用可能)
概要
基本的にCW用で、特にCWのDXは3.5MHz帯で主として行なわれている。
狭帯域(SSB)の電話・画像・データなどが許可された帯域があり、現在はSSBでの電話も多い。
高出力局が多いため、低出力でのDXはかなり難易度が高いと見込まれる。
特徴
条件
CWが全帯域で使用可能。
一覧
各周波数は、次のように用いられている。
以下の使用区別は、電波法第61条、無線局運用規則第258条の2の規定に基づく、平成21年総務省告示第179号「無線局運用規則第二百五十八条の二の規定に基づくアマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」による。
- 3,500〜3,520kHz
- A1A ‐ CW
- 3,520kHz〜3,535kHz
- A1A、F1B、F1D、G1B、G1D ‐ CW、狭帯域データ
- 3,535kHz〜3,575kHz
- 全ての電波の型式
この帯域は、RTTYおよびデータ伝送には利用できない。ただし、A1A電波以外の電波で、外国のアマチュア局との通信(音声とデータを複合した通信及び画像の伝送を除く)には利用できる。
- 3,599kHz〜3,612kHz
- 全ての電波の型式
- 3,680kHz〜3,687kHz
- 全ての電波の型式
この周波数の電波はRTTY及びデータ伝送(音声とデータを複合した通信及び画像の伝送を除く)に使用することはできない。
再検索