18MHz帯
読み:じゅうはちメガヘルツたい
外語:18MHz band

 アマチュア無線に用いられる周波数帯域(アマチュアバンド)の一つ。波長は約17m。
目次

定義

概要
 非常に波長の長い地表波であり、電離層反射を利用して遠方との交信が可能である。
 この帯域を利用するには第三級アマチュア無線技士以上の資格が必要である。

特徴

条件
 CWおよび狭帯域用。

一覧
 各周波数は、次のように用いられている。
 以下の使用区別は、電波法第61条、無線局運用規則第258条の2の規定に基づく、平成21年総務省告示第179号「無線局運用規則第二百五十八条の二の規定に基づくアマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」による。
18,068〜18,100kHz
A1A ‐ CW
18,090kHz〜18,100kHz
A1A、A2A、A2B、A2D、F1B、F1D、G1B、G1D ‐ CW、狭帯域データなど
18,100kHz〜18,110kHz
A1A、F1B、F1D、G1B、G1D ‐ CW、狭帯域データなど
18,110kHz〜18,120kHz
 全ての電波の型式 (ただし、18,110kHzはJARLによる国際的な標識信号(ビーコン)の送信専用)
 この帯域は、RTTYおよびデータ伝送には利用できない。ただし、A1A電波以外の電波で、外国のアマチュア局との通信(音声とデータを複合した通信及び画像の伝送を除く)には利用できる。
18,120kHz〜18,168kHz
 全ての電波の型式
 この周波数の電波はRTTY及びデータ伝送(音声とデータを複合した通信及び画像の伝送を除く)に使用することはできない。

特殊な用途
 18,110kHzはJARLによる国際的な標識信号(ビーコン)を送信するのに使われている。

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