大ゾーン方式 |
辞書:通信用語の基礎知識 無線電話技術編 (WTELMT) |
読み:だいゾーンほうしき |
外語:large zone scheme |
品詞:名詞 |
携帯電話の無線方式の一で、サービスエリアを広大にして、ただ一つの基地局を用意するもの。
|
概要 |
初期のアナログ携帯電話で使われていたが、他のサービスエリアで利用するには手動で切り替えたりする必要があるなど使い勝手が悪かった。そのため、携帯電話の無線方式はセルラー方式(小ゾーン方式)に移行していった。
現在でもタクシー無線などでは一般的に使われている。
特徴 |
ディジタル携帯電話が一般化してからも原則としてセルラー方式(小ゾーン方式)が主力だった。一つの基地局ごとに接続可能な回線数に限度があることも、その理由の一つであった。
しかし震災を期に、災害や停電時における人口密集地などでの通信を広く効率的に確保することを目的として再び大ゾーン方式にも注目が集まった。
2011(平成23)年8月24日、NTTドコモに大ゾーン方式携帯電話基地局2局(名古屋市内、岐阜市内)が免許された。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |