パターンロック
読み:パターンロック
外語:Pattern Lock
Androidなどで採用されているセキュリティ。見た目に寄らず、かなり強固であるらしい。
概要
Androidの場合、3×3で計9個の点がある。
4個以上9個以下で、好きな順序で点をなぞり記憶させる。このなぞる操作をスマートフォンでは「スワイプ」という。次回以降、その「なぞり方」(スワイプ)を再現しないと、その端末は利用できないというセキュリティである。
一定回数以上間違えると、Googleに連絡しないと解除できないため、盗難などに対するセキュリティは高いらしい。米連邦捜査局(FBI)も、これには降参したと伝えられている。
特徴
特許
正式には「ジェスチャーパターンロック」(Gesture Pattern Lock)というらしい。
FBIすらも舌を巻くこの技術は、Googleの特許である。
ルール
4個以上9個以下の点を、任意の順でなぞる。
なぞった順に線が引かれていくが、これは重なっても良い。思った順に点をなぞっていけば良い。但し、同じ点は二度選択できず、また途中で指を画面から離さないといけないようななぞり方も出来ない。一筆書きが前提である。
どの点からなぞっても良いので、3×3であってもパターンの可能性がかなり多い。
パターン数
パターンロックには何通りあるのか。このパターンロックには次の特徴がある。
- 一つのパターンに対して、90°ずつ回転し4種類が有り得る
- 一つのパターンに対して、左右反転して倍の種類が有り得る
つまり、最終的に同じ絵が描けるコマ数なら、8種類が有り得るということである。
結果として、アンロックパターンは計389,112通りあり、次のような内訳となる。
- 長さ4: 1,624
- 長さ5: 7,152
- 長さ6: 26,016
- 長さ7: 72,912
- 長さ8: 140,704
- 長さ9: 140,704
- 合計: 389,112
但し、本人以外は長さ自体が分からないので、結果として38万9112通りの中から、僅か数回の失敗のみで探し出さないとならない。およそ不可能な相談ということになる。
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