サブミリ波
読み:サブミリ-は
外語:submillimeter radiation

 電波帯域の区分の一つで、ミリメートル波(EHF)よりも更に波長の短い電波の俗称。いわゆるマイクロ波の一つ。ITU Radio Regulations(無線通信規則)の記号は「THF」、電波法施行規則では「デシミリメートル波」。
目次

範囲

特徴

呼称
 サブミリ波は国際的な取り決めのない俗称である。
 この周波数帯と重なる別の俗称に「テラヘルツ波」がある。

性質
 可視光線に波長が近いため、性質は可視光線により似てくる。
 水蒸気で吸収されるため天体から放射されてくるサブミリ波の観測も地上では困難だが、大気の水蒸気吸収の少ない高山(日本では唯一富士山の山頂)に電波望遠鏡を設置して観測する、という方法も用いられている。

前後の帯域
 (長波長) センチメートル波(SHF) ‐ ミリメートル波(EHF) ‐ サブミリ波 (短波長)

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