機種変更
読み:きしゅへんこう

 携帯電話の契約を継続しつつ、電話端末だけを変更すること。俗に、略して "機種変" ともいう。
 基本的には契約期間6ヶ月、10ヶ月、1年などの区分(事業者や地域により異なる)で機種変にも新規と同じようにインセンティブが出ているため、それらの期間を経過すれば比較的割安に機種変が可能。一番短い区分まではインセンティブが出ないため端末価格が定価となり、携帯電話で5万円前後、PHSで4万円前後の端末料金となるためあまり現実的でない。この区分は俗に機種変縛りと呼ばれる。
 NTTドコモでは収入増が見込める新しいサービスに対応した端末がリリースされると、旧式端末利用者に限って期間限定でこの最短機種変縛り期間を1ヶ月に緩和する事がある。またJ-フォン北海道支社では広大な北海道で1.5GHzであるが故に、エリア拡張競争で劣勢に立たされていたためか、"いつ機種変しても一律1万円" という太っ腹な価格設定を行なっていた頃もあった。
 現在は累計利用金額をポイントとして換算し、契約期間ではなく、蓄積ポイント数に応じてインセンティブを支給する方式を導入する事業者も多く存在する。

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