変調方式 |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術物理層編 (CTPMD) |
読み:へんちょう-ほうしき |
外語:Modulation Method |
品詞:名詞 |
変調をするための一定の手順、形式、手続きのこと。
|
概要 |
変調の際には、信号(ベースバンド)の変化に従い、搬送波(キャリア)と呼ばれるもう一つ別の信号に変化を与える。
搬送波は基本的に正弦波またはパルス信号であるが、ベースバンドはアナログ信号の場合とディジタル信号の場合が存在する。
それぞれ「アナログ変調」「ディジタル変調」と呼ばれており、原理的には同じ方式であっても、名称で区別される。
特徴 |
アナログ変調 |
アナログ信号で搬送波を変調するもの。方式と、使う要素は次のとおり。
ディジタル変調 |
ディジタル信号で搬送波を変調するもの。方式と、使う要素は次のとおり。
現在のディジタル高速通信ではPM/PSK(位相変調)がよく使われている。
PSKには絶対位相変調方式と差動位相変調方式があるが、復調時の信頼性が高い差動位相変調方式が使われることが多いようである。
パルス変調 |
信号でパルスの振幅、幅、位相などを変化させる変調方式。方式と、使う要素は次のとおり。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |