フルセグ |
辞書:通信用語の基礎知識 無線・業務放送用語編 (WBCASTY) |
読み:ふるせぐ |
外語:full segment broadcasting |
品詞:名詞 |
地上デジタルテレビジョン放送で、通常のテレビ受像機と同等の受信機能のこと。およびそのような機能をもったスマートフォンなどの装置のこと。ワンセグの対義語。
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概要 |
地上デジタルテレビジョン放送では、一つの「チャンネル」に割り当てられた6MHzの帯域を、13の「セグメント」に分けて使う。
そのうち1セグメントを使うのがいわゆる「ワンセグ」であり、残る12セグメントを使うのがこの「フルセグ」である。
特徴 |
ワンセグの画質が悪すぎることに加え、近年のスマートフォンはフルHD対応など高画質化しており、通常のテレビ放送をそのまま表示できる性能を持つに至った。
当然の帰結として、通常のテレビ受像機相当のチューナーを搭載することで、通常のテレビ放送を受信できる機能が搭載されるようになった。これを俗に、フルセグと呼んでいる。
NHK受信料問題 |
NHKによれば、「NHK受信可能な携帯電話は受信料契約の対象となり得る」としている。
NHKとの契約は世帯ごととなっているため、その世帯にテレビがありNHKと受信料契約をしているのであれば、追加の契約は不要である。家にテレビがない場合は、フルセグ対応機を所有している時点で、理屈の上ではNHKとの契約義務が生じることになる。
リンク |
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