フィーチャーフォン |
辞書:通信用語の基礎知識 無線電話技術編 (WTELMT) |
読み:フィーチャーフォン |
外語:feature phone |
品詞:名詞 |
音声通話の他に、特色のある機能を有した携帯電話機のこと。
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概要 |
定義はないが、通話などに特化したベーシックフォンと、多機能なスマートフォンの中間に位置するとされるもの。
日本の元来の携帯電話機がこれにあたり、ガラパゴスケータイ(ガラケー)などと蔑称されることがあるが、スマートフォンにはない様々な機能やメリットがある。
特徴 |
利点 |
次のような特徴がある。
方向性 |
日本のキャリアや端末メーカーは、売れ筋のAndroidスマートフォンを主に置きながら、しかし海外から来たスマートフォンでは機能が足りない部分については日本のフィーチャーフォンで開発された技術を移植することで多機能化を進めている。
2画面スマホの「MEDIAS W N-05E」であるとか、スライド式のテンキーを備えた「AQUOS PHONE IS11SH」といった、スマートフォンをフィーチャーフォンの機能性に近づけるアプローチはあるが、これらはさすがにキワモノの扱いで、普及しそうにはない。国産初のスマートフォンであるW-ZERO3や後継シリーズなども、同様のコンセプトといえる。
もう一つのアプローチは、フィーチャーフォンを思わせる従来の二つ折り筐体にAndroidを搭載するというもので、LG製「Wine Smart」のような製品がある。フィーチャーフォンにこだわる人への訴求力が期待されるが、まだこれといった統一呼称はない。可能性としては「Androidフィーチャーフォン」などが予想される。
リンク |
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