ピコネット |
辞書:通信用語の基礎知識 無線技術物理層編 (WCPMD) |
読み:ピコネット |
外語:Piconet |
品詞:名詞 |
Bluetoothにおいて、参加するデバイスにより動的に作られる共有の通信チャンネルのこと。
|
概要 |
ピコネット内のデバイスは互いに同期し、ピコネットマスターが指揮する周波数ホッピングに追随する。
Bluetoothは周波数ホッピングを採用しているため、複数のピコネットは互いに干渉することなく狭い範囲に共存することが出来る。このとき、もしあるデバイスが複数のピコネットに参加すると、それらのピコネットは「スキャッタネット」を構成する。この構造により、インターピコネット接続が可能となる。
特徴 |
ピコネットは、複数のBluetooth機器が接近した時に、端末間で動的に形成される。
一つのピコネットには最大で8台までの機器が参加でき、そのうちの一つが自動的にマスター、他がスレーブとなる。ピコネットにおけるマスターは、ピコネット内の周波数ホッピングのタイミングや周波数を管理する。
もしマスターがピコネットから抜けた場合、他の機器が新たなマスターとなり、通信は継続されるため、ユーザーはピコネットの存在や、どの機器がマスターであるかを気にする必要が無い。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |