ネット総会屋 |
辞書:通信用語の基礎知識 通信俗語編 (CZYOGO) |
読み:ネットそうかいや |
外語:manipulator in the network |
品詞:名詞 |
インターネットを利用して、企業に圧力を掛ける人達の通称。但し、クレーマーと総会屋は本来は別物である。
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概要 |
本来「総会屋」といえば「収賄を目的として」、総会で企業批判が出る事を防いだり自ら企業批判したりする人達のことを言う。
ネットワーク上では、「○社の製品△は不良品」と叫ぶ人の総称としての用法、つまり東芝クレーム事件のクレーマーAKKY(本名 豊原彰)を始めとするクレーマーをネット総会屋などと称することがある。
しかし、彼らは必ずしも不正利益供与、つまり収賄目的ではないので、彼らを総会屋と呼ぶのは正しくない。
特徴 |
彼らの活動はWebサイト、電子メール、ネットニューズなど様々な媒体が用いられるが、目的は企業に対する圧力なので、その内容の如何・真偽は一切問われない。言った者勝ちの世界である。
東芝ビデオクレーム事件により、このようなクレーマーの威力が白日の下に晒される事となったが、即ちサポートの悪い会社は潰れる可能性があるという事である。
東芝の場合はココム違反を筆頭とした数々の問題行動による企業態度ゆえにこのような結論になったと言えなくもない。しかしインターネットの広報性を利用すれば単なる個人でもフィクションやゴシップをネタにして企業に脅しを掛ける事も可能だと証明される切っ掛けとなった。
リンク |
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