トランスペアレント |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術用語編 (CTYOGO) |
読み:トランスペアレント |
外語:transparent |
品詞:名詞 |
透明であること。透き通っていること。
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電算 |
電子計算機の世界では、機能のモジュール化などにより、ある部分(の存在や動作)が、他の部分(の存在や動作)に対して透過的であり、それを意識しないで良い状態のことをいう。
こういった状態を、透明である、トランスペアレントである、と表現する。
通信 |
通信、特にOSI参照モデルやそれに類するモデルにおいては、機能は物理的なところから、アプリケーションに近い所まで、幾つかの層を持った階層構造となっている。
各層はそれぞれ独立しており、他の層に依存したり影響を与えたりしない。層が受け取ったデータは、改変はもちろん、覗き見すらすることなく、そのまま次の層へと受け渡される。
この様子を、透明である、トランスペアレントである、と表現する。
代表的な例がインターネットであり、インターネットは更にエンドツーエンドを特徴としている。
また、このような透過性を機能として持たせた、トランスペアレントな機器の例として、透過型プロクシーや、その一種でもある透過型キャッシュがある。
リンク |
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