ディファレンシャルSCSI
読み:ディファレンシャルスクージ
外語:Differential SCSI

 SCSIの一種で、物理層の仕様として+と−の2本の信号線を用い、5Vまたは3.3Vでデータを転送する平衡方式(ディファレンシャル)を採用したもの。
 俗にSCSI-3と称される仕様から採用された。
目次

特徴
 通常のSCSI(シングルエンドSCSI)と互換性は無いが、コネクターが同一なので注意。

電圧
 当初は5Vで駆動した。
 同様に2本を用いるが、電圧3.3Vという低い電圧を使うLVDタイプが登場したことから、5V版を後に高電圧ディファレンシャルSCSI(HVD)と呼ぶようになった。
 5V版のHVDは普及しなかったが、LVDは後にSCSIの主流となった。

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