ダイナミックDNS |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術応用編 (CTAPL) |
読み:ダイナミック-ディーエンエス |
外語:DDNS: Dynamic DNS |
品詞:名詞 |
コンピューター名とIPアドレスとの対応表を動的に変更する技術。DDNSとも呼ばれる。
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概要 |
DNSでホスト名が管理されているネットワークで、IPアドレス管理にDHCPなどを使用する場合、あるクライアントに割り当てられるホスト名が一意には決まらない。
そこでダイナミックDNSではDHCPサーバーと協力し、あるクライアントのIPアドレスがどのように割り当てられても、そのクライアントにとって正しいホスト名が割り振られるようにすることで、クライアントとホスト名との対応を一意に出来る。
bind9から実装されている。
用途 |
日本の場合、プロバイダーから与えられるIPアドレスは不定であることが多く、仮に固定化できたとしても、その場合は非常に高額の利用料を要求される。
このような状況だと、やむを得ずIPアドレスが不定のサービスを利用することになるが、この場合、通常の方法では一定のホスト名を利用することができない。
それでも、IPアドレスが変わる度にホスト名に対する最新のIPアドレスをDNSに登録すれば、概ねホスト名に対する最新のIPアドレスを関連づけることが可能となる。こういったサービスがダイナミックDNSとして提供されている。
リンク |
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