ソース原理主義
読み:ソースげんりしゅぎ

 提供される情報のソース(情報源)を重視する主義。
目次

概要
 誰が主張した主張なのか、どの新聞等に書かれていた記事なのか、を重視し、これらが明確でないものは、信用するに値しないとして無視をする主義である。
 情報リテラシー、メディアリテラシーの一つ。

特徴

前提
 まず、どんな意見であってもきちんと流通できる環境は、民主主義において健全で正常な環境である。
 従って如何なる偏向・捏造であろうとも、それが公平に人の目に触れることは、社会に有害であっても、民主主義においては健全で正常な環境であるのである。朝日新聞やしんぶん赤旗が日本に存在できる理由はそこにある。
 従って、嘘か本当か解らない様々な意見を見た者は、その情報が信用に値するかどうかを、その時々で判断する必要があるわけである。その一つの基準として、情報源が何であるか、を用いる。例えば、朝日新聞とか共同通信社なら信用に値しない、などと判断するわけである。

ひろゆき
 2ちゃんねるの管理人である西村博之(ひろゆき)も、「うそはうそであるとか見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」と述べている通り、世の中には嘘が溢れている。
 情報を正しく得るためには、嘘を見抜く力を付ける必要があるようである。
 嘘を嘘と見抜けなければ、間違った知識を得たり、それを元に間違った行動を起こす事へと繋がる。
 しかし、嘘を嘘と見抜ぬくことは、現実には非常に難しいことである。

2ちゃんねる
 2ちゃんねる等では、特に真偽不明な怪しげな情報が多く流れる傾向にある。
 様々な思想が渦巻いており、顔が見えない中での欺し合いは、まさに情報戦争さながらといえる。
 そんな中でも、この主義を貫けば、変な思想に惑わされることもなく、安全であると考えられている。

嘘を嘘と見抜けない場合
 特に近年は、事実の歪曲や捏造によって利益を得ようとする者が多いようである。
 ソースが仮にあって、ソース原理主義的には合格としても、そのソースの信憑性が定かではない場合、どうやって嘘を嘘と見抜けば良いのか。
 日本人として判断する基準としては、「日本の利益になるかどうか」が、恐らく最も簡単な判断基準として使えそうである。なぜなら、日本のためになることをしてもびた一文儲からないが、その逆をするとかなり儲かるからである。

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